以前、観光で青森県三沢市にある寺山修司記念館に行きましたので、紹介も兼ねてブログに残したいと思います。
また、今回は三沢空港内のレストランで夕飯を食べました。
寺山修司について
1935年12月10日(戸籍上は、1936年1月10日)に、父八郎、母ハツとの間に青森県弘前市紺屋町で生まれ、八戸や三沢、青森などで生活をするが八郎の戦地での死後、終戦後に叔父を頼り三沢へ転居、米軍差し押さえの民家へ移ります。
1954年早稲田大学教育学部国語国文学科へ進学、短歌会へ入る。歌人としてデビューし、その後はシナリオ作家、劇作家など、肩書にとらわれず、職業は「寺山修司」として、マルチに創作活動を行いました。
人物としては、競馬好き、動物好きで知られ元妻の九条映子いわく、好奇心の塊とのこと。
寺山修司記念館は母のハツ氏から寄贈された遺品を展示するために設立され、平成9年7月に開館されました。寺山修司と親しかった粟津潔氏のデザインをもとに、元天井棧敷のメンバーなど数多くの関係者が関わったようです。(寺山修司記念館ホームページより)
ちなみに寺山修司記念館は上から見ると劇場や映画の小道具として登場した柱時計のような形になっているそう。グーグルマップで上から見ると時計に見えなくもないかな、、、初めから考えてそのようにデザインしたのかはわかりませんが、三沢空港もあり飛行機に縁がある都市なので上から見られるという意識はありそうですね。
いざ寺山ワールドへ
常設展示室は劇場風のワンフロアで独特な世界観です。
劇場の下には机が多数あり、なにやら仕掛けがありそう。
机の中を開けるとその中に展示物が。
机の上に置いてある懐中電灯で照らして展示物を見るという演出です。
その他にも寺山修司の本棚や、ポスターなど。
このピアノは、貸し出しも行っているそうです。
一通り見学してみて、一人の人間がここまで自分の世界観を確立できることに驚きました。
まさに寺山ワールド。
寺山修司の書いた本も読んでみたいと思います。私と同い年の27歳のときに寺山修司が書いた『家出のすすめ』を読んでいるところですが、独特な感性が伺えます。
また、寺山修司は前述のとおり青森空襲により焼出され、三沢駅前にあった伯父の寺山食堂に身を寄せていました。
そこで、三沢市の店舗が協力して「寺山食堂」として逸話とともにメニューを提供しているそうです。
三沢市観光協会のサイトに店舗などの詳細がありましたので興味があれば、、、。
旅行などで青森県に来た際は、是非訪れてみてください。
アクセス・料金など
開館時間 | 9:00~17:00(受付16:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日のときは翌日)・年末年始(12月29日~1月3日) |
入館料 | 一般550円(企画展準備中は330円) 団体(20名以上)440円(企画展準備中は220円) 大・高校生110円 中・小学生60円(土曜日は無料) ※入館料は現金払いのみ |
三沢空港内のレストランにて
三沢市は、空港があり飛行機と縁が深いです。
以前ご紹介した三沢航空科学館がありますし、三沢空港もあります。
先日、三沢空港内のレストランで食事をしましたので紹介します。
ちなみに建物の前に、無料の駐車場があります。
今回は、牛バラ定食を食べました。小食な私ですが、牛バラが多めだったのでご飯をお代わりすれば良かったと後悔。
窓からは飛行機と綺麗な夕焼けが見えました。
今度は、寺山食堂を巡る旅をしたい!
と食い意地を見せつけて、この記事の締めの挨拶とさせていただきます。
お疲れ様でした。