先日、青森県の津軽方面へ行く機会があり、近代日本を代表する小説家である太宰治の生家「斜陽館」を見学してきましたので、ご紹介します。また、今回は博物館の見学後にしじみラーメンを食べましたのでそちらも共有します。
太宰治について
太宰治(本名:津島修治)は、『走れメロス』や『人間失格』など国語の教科書にものるほど有名な作家ですが、青森県五所川原市金木町の大地主の家に1909年に10番目の子どもとして生まれました。父親の津島源右衛門は、県会議員や、衆議院議員なども務め津島家は「金木の殿様」といわれるほど羽振りが良かったそうです。家は現在でいう7~8億円ほどで建てられ、使用人が何人もいるような豪邸で太宰は育ったとのこと。太宰治自身も線は細くも勉強ができ、成績優秀だったようです。
斜陽館(太宰治の生家)について
下は家の中の写真です。ちなみにこの建物は青森ヒバで作られたそうで、建物内はほのかにヒバの香りがしていました。
そして、太宰治が好んだマントを着て記念撮影もできます。
また、この建物には小作人が納めた米俵を収納するための蔵があり、そこでショートムービーの放映をしていました。ショートムービーは、太宰治の生誕110年に向け製作されたものだそうです。
ちなみに太宰治は子供の頃、この米俵で弟と遊び父親に𠮟られたそうです。
撮影禁止のため紹介できませんでしたが、この他にも太宰治についての展示室があり、そこで太宰治の波乱万丈な生涯の紹介や、執筆の際のメモ書きなど興味深い展示品があり、太宰治のユーモアが感じられる一面も。
改めて太宰治の作品を読んでみようと思いました。
開館時間 | 9:00~17:00(最終入館16:30まで) |
入館料 | 一般 個人600円 団体300円 高校・大学生 個人400円 団体300円 小・中学生 個人250円 団体200円 ※団体割引20名以上 隣接する津軽三味線会館との2館共通券もあり |
アクセス | 分かりやすい交通手段としては、 新幹線新青森駅から弘南バスで五所川原駅へ 五所川原駅より津軽鉄道で金木駅へ 金木駅より徒歩5分ほど |
十三湖しじみラーメン
観光がてら、車を走らせ青森県五所川原市の十三湖へ
この辺りは、しじみ貝が取れる場所です。
お腹が空いたので家族でしじみラーメンを食べてきました。
湖も見れますし、しじみのスープもおいしく、体にも良さそうでした。
他にも五所川原市は、立佞武多や吉幾三で有名な所です。また機会があれば紹介できたらと思います。