【城下町を歩く！】八戸市博物館と海老みそらーめん

今回は、青森県八戸市根城にある八戸市博物館を見学してきましたので、ご紹介します。

また、「サウナ飯」ならぬ「博物館飯」を提唱している私は博物館の近くでランチをとるのが趣味でありますので、そちらについても取り上げてご紹介します。

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八戸市博物館の紹介
アクセス・料金など
ラーメンエビスKEN

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八戸市博物館の紹介

現在も地名として残っているように、建武元年（1334年）に甲斐の国より国代としてきた南部師行が城を築き、約300年続きました。

八戸市博物館から徒歩圏内に史跡があり本丸跡に復元された安土桃山時代の建物も併せて見学することができました。

まずは、八戸市博物館の中から見学しました。

常設展示は大まかに、考古展示・歴史展示・民族展示・無形資料展示という構成になっていました。

考古展示室

2021年7月27日に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されましたが、青森県八戸市にも、関連する遺跡として縄文晩期の是川遺跡と長七谷内貝塚があり縄文土器や土偶などが出土しています。

縄文土器のミニ企画展が一室で行われていました。

ご存じの方も多いと思いますが、縄文土器の形は時代ごとに形や模様に特徴があり

草創期に無文から始まり徐々に模様がつき縄目のついた縄文土器が作られ、早期には土器を炉にたてるため底が尖り、前期に丸底になり盛り付け用の土器も出現し、中期には大きな突起のある装飾性が強いものができ、後期、晩期となるにつれて、注口のついたやかんのような形やお椀のような機能的なものが増えてきたというように縄文土器には長い年月をかけて生活スタイルや装飾性の変化等のストーリー性が表れており面白味があります。

（前述した通り、東北には縄文土器が出土した遺跡が多くありますので、今後そちらもまとめて取り上げたいと思います。）

そして展示室正面奥へ進むと根城南部氏の活躍について取り上げられていました。

南部氏は、現在の山梨県南部町の甲斐源治加賀美次郎遠光の三男・光行にはじまり、その子孫である4代師行が北東北平定の拠点として根城を築きあげました。

展示室には、武器や武具が展示されていました。

歴史展示室

こちらでは、江戸時代の八戸藩の様子から八戸市を移行する過程までを紹介していました。

八戸南部氏は、根城南部氏とは別の三戸南部氏が三戸城から盛岡城へ移り、盛岡南部氏の3代重直が跡継ぎを決めずに急死したことをきっかけに幕府の判断により盛岡藩10万石を重直の弟重信へ8万石、直房へ2万石分け与え8万石の重信が盛岡藩、2万石の直房は寛文4年（1664年）に八戸藩としてそれ以降明治4年（1871年）の廃藩置県まで約200年続いていきました。