【縄文から現代へと続く合掌!】是川縄文館と縄文ラーメン

今回は、青森県八戸市にある是川縄文館を見学しましたので、ご紹介します。

また、是川縄文館には中に軽食を食べられるお店がありましたので、そこでラーメンを食べました。

「博物館飯」としてそちらもご紹介します。

是川縄文館の紹介

是川縄文館といえば、国宝である「合掌土偶」が有名です。

さっそく、入り口を進み正面の受付にて検温を済ませ入館します。

入館の際に受付の方から是川縄文館のてぬぐいを頂きました。

縄文遺跡群が世界遺産に登録されたことを祝してのものだそうです。

そして2階に進み、入館券を購入して常設展を見学です。

薄暗い廊下を進み展示室へ向かいます。

赤と黒の模様が印象的な廊下でした。

これは中居遺跡出土の漆の赤と黒を表しているそうです。

シアター

縄文時代の暮らしなどを紹介しているシアターを抜けて展示室へ入ります。

展示室の右手は、先ほど通ってきた廊下の赤と黒のイメージ通りの中居遺跡出土の綺麗な漆器や弓、櫛などが展示されていました。

展示室左手側は、中居遺跡や風張遺跡出土の土器や土偶が多数展示されていました。

たくさんの土偶が並んでいましたが、ここには合掌土偶はいませんでした。

土偶は、女性の特徴を表した形のものが多く女性の新たな生命を生み出すという点に注目し、そこから病気の治癒や自然に対しての恵みへの祈りなどに用いられたとされていますが、何といってもデザインが様々で見比べるだけで面白いものです。

こちらは、中居遺跡の調査成果についてまとめた展示室です。

合掌土偶

そして、本日楽しみにしていた合掌土偶の展示室です。(展示室に一点展示です。)

国宝「合掌土偶」

合掌土偶は、縄文時代後期後半のものと見られ、竪穴住居跡から出土し、出土時は左足が欠けた状態だったが2.5m程離れた場所から左足も見つかり、全体が残っている点や、住居に置かれたような状態で見つかった点などが土偶としては非常に珍しいようです。

また、アスファルトを使って修復された跡なども残っているようで大事にされたきた土偶のようです。

展示物は後ろに回り込むこともできどの角度からも見ることができました。

腕組みしている土偶が多い中、手を合わせるポーズをとっているのは、今目の前にある土偶と青森県つがる市の石神遺跡のみとのことで、珍しいものを見れて満足でした。

是川縄文館では、申込制の体験学習も行っていたり、今回はご紹介できませんでしたが是川中居遺跡が整備中とのことで新しい縄文公園が完成したらそちらも楽しみです。

アクセス・入館料

アクセス

八戸自動車道 八戸ICから車で約10分

JR八戸駅東口よりタクシーで約15分

JR八戸駅東口④(南部バス 是川縄文館行※土日祝のみ運行)

中心街バスターミナル③中央通バス停 是川団地一丁目行

開館時間

午前9:00~午後5:00(入館は4:30まで)

●休館日

月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)

祝日・振替休日の翌日(土・日・祝日の場合は開館)

年末年始(12/27~1/4)

その他臨時開館・休館あり

●観覧料

一   般250円(130円)
高 校 ・ 大 学 生150円(80円)
小 ・ 中 学 生50円(30円)

※( )内は、20名以上の団体料金

※市内の小・中学生は無料

※7月10日の開館記念日、8月22日の縄文まつり、11月3日の是川縄文の日は、無料

是川縄文館ホームページ

縄文ラーメン

博物館を見学してお腹が空きました。

是川縄文館の周りには飲食店はありませんでしたが、館内1階にカフェがあったのでそちらで軽くお昼ご飯を食べてきました。

縄文ラーメンとおにぎり

カフェは、地元のお母さんのような方々がいらっしゃり、実家のような安心感を感じつつ縄文ラーメンとおにぎりを注文しました。

縄文ラーメンはソーメンのような雰囲気もありつつ海鮮ベースの家庭的なラーメンで美味しかったです。

他にも縄文カレーなど種類がありましたのでまた来たら頼んでみようと思います。

これカフェについて(是川縄文館ホームページ内へ移動します。)

ではレポートは以上です。今回もお疲れ様でした。