今回は、青森県八戸市にある八戸市美術館の紹介です。
青森県八戸市は、城下町で現在も飲食店などが立ち並ぶ中心街があり、八戸市美術館は中心街に面した所にあるので観光地としてもぴったりです。
また、基本的に入館料もかからないので気軽に入って見学することもできます。
是非観光などで八戸市に来た際には足を運んでみてください。
その後に、八戸市美術館近くを散策したところ、みな実珈琲店という昔レトロな雰囲気の珈琲店を見つけ、そこでランチを取りました。
八戸市では有名な創業昭和48年の歴史がある珈琲店でお店の方も親切でした。
八戸市美術館のすぐ隣にありこちらもおススメです。
八戸市美術館について
2021年に再オープンしたばかり
八戸市美術館は、1986年に一度開館しその後建物の老朽化などで一度2017年に閉館し、今建っているものは再建され2021年に再びオープンしたばかりの新しい建物です。
中に入ると、とても広く白く光も入り明るい空間です。
ホームページによると、
「ひと」が集まる空間を作り、ここから「もの」や「こと」を生み出すというのが八戸市美術館のコンセプトなんだとか。
たしかに平日の午前中でしたが、中には見学の方から、作業をされている方がいたりと、なかなか自由な空間でした。
伊藤二子展覧会が実施されていました
伊藤二子(1926~2019)さんは、八戸出身の画家・作家で生きることへの心の内のような、「非現象」の世界を描かれていました。
作風は、黒を下地に絵具をペインティングナイフに乗せて着色していくもので、それぞれの作品にタイトルはありませんでした。
展示室には伊藤二子さんの言葉が並んでいましたが、言葉がとても深く感慨深いものばかり。
目的やどこに向かっているのか、そのようなことばかり気にしている私にとっては、レールがない芸術の世界を見ることは別世界を見ているかのようでした。
生き方に迷いがある方は、そのような自分自身の生き方を自分に問いかけるような伊藤二子さんの作品を機会があれば見てみてはいかがでしょうか。
※伊藤二子回顧展(2023年3月17日~2023年4月2日)
※伊藤二子~生のかたち~(2023年2月24日~2023年4月10日)
11ぴきのねこの絵本もありました
青森県三戸町の絵本作家・漫画家の馬場のぼるの『11ぴきのねこ』の絵本が置いていました。
馬場のぼるの『ねこのせかい』という本は、画集で挿絵がユーモアたっぷりで面白いです。
また、馬場のぼるの幼少時の体験なども描かれています。
中身は絵がメインで文字が少なめで読みやすく大人がはまる本だと思います。
寝る前などに読んだり、カフェや図書館などで読んだりするのにおススメです。
営業時間・アクセス
営業時間 | 10:00~19:00(入場は18:30まで) |
休館日 | 火曜日(祝日の時はその翌日)、年末年始 |
入館料 | 無料 ※展覧会により料金が発生する場合もある ※各種割引は八戸市美術館ホームページを参照ください。 |
アクセス
交通の便は良い方だと思います。
東北新幹線【八戸駅】⇒JR八戸線【本八戸駅】降車⇒徒歩10分
東北新幹線【八戸駅】⇒南部バス【八戸駅東口①】ラピア行⇒【中心街】降車 徒歩2分
駐車場は近隣に有料駐車場があります。(大体1時間200円くらいが相場)
みな実珈琲店でランチ(八戸市美術館のすぐ隣)
八戸市美術館を見学した後には、
すぐ隣のみな実珈琲店でお茶をしたり、ランチを取ったりするのがおススメ。
創業昭和48年と歴史は長く、昨年2022年の6月中旬に八戸市中心街三日町から八戸市美術館隣の番町に移転したそうです。(番町が、元々創業した地なのだとか)
古くから続くお店で八戸で愛されるお店です。
みな実珈琲店の外観
こちら↓
みな実珈琲店の内装
奥に喫煙専用室もあるので喫煙者も安心
ハムチーズサンドを食べました
ハムチーズサンドはサクサクで美味しく、珈琲もいい味が出ていました。
珈琲はお代わり自由。
お店の方もとても親切で、「珈琲おかわりできるから遠慮しないでね」とお声がけを頂きました。
ここは、人形や焼きが目玉のようでご当地キャラや合掌土偶などの人形焼きもあるのだとか。
興味のある方は是非注文してみてください。