【太平洋横断!ミス・ビードル号】三沢航空科学館

青森県三沢市の三沢航空科学館に行きました。

三沢市といえば、昭和6年にミス・ビードル号が世界初の太平洋無着陸横断を成し遂げたり、米軍基地や三沢空港があり現在も航空と関わりが深い町です。

飛行機は現代では当たり前に存在する乗り物ですが、たくさんの方の夢と努力が今に繋がっていることを知りました。当記事は、ミス・ビードル号についての紹介と三沢航空科学館の館内の見学レポートです。

ミス・ビードル号について

モニュメント:ミス・ビードル号とパイロットのクライド・パングボーン、ヒュー・ハーンドン

冒頭でも述べたミス・ビードル号について簡単に紹介します。

今回見学した三沢市航空科学館の建物の前には、ミス・ビードル号とそのパイロット

クライド・パングボーン、ヒュー・ハーンドンのモニュメントがありました。

1931年10月に青森県三沢市淋代海岸からアメリカ合衆国ワシントン州ウェナッチバレーまで距離にして7847㎞、時間にして41時間10分の太平洋無着陸横断飛行が成功しました。

淋代海岸が選ばれた理由は、滑走路として必要な直線距離がとれること、地盤が固めであることなどが挙げられます。

ミス・ビードル号の機体名は、この機体で飛行したヒュー・ハーンドンの家で経営するオイル会社の社名です。

この太平洋無着陸横断には、三沢市民の協力も非常に大きかったとされ、三沢市とウェナッチバレーは現在でも姉妹都市として市民同士の交流など結びつきがあるようです。

ミス・ビードル号の復元機が三沢航空科学館内に展示されていました。

ミス・ビードル号の復元機

三沢市航空科学館について

主な展示内容は、A航空ゾーン B化学ゾーン C宇宙ゾーンと分かれており、それぞれのテーマの展示物や体験できるような装置がありました。

A航空ゾーン

A 航空ゾーン

航空ゾーンには、たくさんの復元機と実機が展示されていました。YS-11の実機は通常では中も見学できるようです。(この日はコロナウイルス対策で立ち入り禁止でした。)

来館者の層は子供連れが多い印象でした。上の写真の円筒形の機械は、自由落下体験装置(プローブⅣ)です。6人乗りのカプセルを空気を送って浮上させたり、空気の流れが止まると落下するような装置のようです。(私も乗りたかったのですが、他の子ども達が見ている中大人一人で乗る勇気がなく諦めました(笑))

他にも、HondaJetの技術実証機の展示などもあり迫力と見所満載でした。

HondaJet 技術実証機

A航空ゾーンは、復元機や実機が多数並んでいて見所だらけでした。

B科学ゾーン

B科学ゾーン

科学ゾーンでは、フライトシミュレーターの体験や科学実験ショーなどを行っているようです。

たくさんの実験器具や、リアルなフライトシミュレーターなどがありました。

C宇宙ゾーン

科学館2階にある宇宙ゾーンです。

先日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、13年ぶりに宇宙飛行士の新規募集を開始したニュースを見ました。

応募に学歴や専攻を問わない等、宇宙飛行士への応募条件が緩和されたようです。

私は、できれば観光で気楽に宇宙に行きたいものです。

こちらの宇宙ゾーンにも体験型の装置がありました。

こちらは、無重力を体験できる装置です。

年々体が重く感じるようになってきた私は無重力という言葉には憧れがあります。

こちらの装置で無重力と同じような状態で飛んだり跳ねたりできるようです。

まとめ・アクセス等

全体的に、見るところが多いので全部をじっくり見ると結構な時間を要しました。

それだけこの科学館の規模が大きいということです。

これは、三沢市と飛行機の関係の深さを表しているのではないでしょうか。

実は、科学館の外にも大空ひろばという広場に展示機が多数ありました。

そちらも別記事にてご紹介したいと思います。

三沢航空科学館についてアクセス等の詳細を以下にまとめます。

アクセス

営業時間・入館料

一般高校生中学生以下
個人510円300円無料
団体(20名以上)410円240円無料

そのような感じで、今回は三沢航空博物館の紹介でした。

皆様も青森県にお越しの際は、迫力満点の三沢航空科学館に是非行ってみてください。

大人から子供まで楽しめること間違いなしです。

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