【メモの天才?】『レオナルド・ダ・ヴィンチ』ウォルター・アイザックソン著

歴史上の、偉人の生き方を学んでいきたいと思います。

今回は、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』ウォルター・アイザックソン著を読みましたので、本の紹介がてらレオナルドの生き方の特徴や感じたことをメモしていきたいと思います。

レオナルド・ダ・ヴィンチについての概要

『最後の晩餐』や『モナリザ』などの絵画の作者として知られる。

生い立ちは、公証人(商売上の契約や、土地の売買、遺言などの法律文書を作成する人)の父ピエロ・ダ・ヴィンチが、ヴィンチ村に帰省した際に未婚の田舎娘(カテリーナ・リッピ)と関係を持ち、非嫡出子として1452年の春にレオナルドが生まれたとされる。

レオナルドは、学校教育は受けていないものの、好奇心旺盛で実験や読書などを通して独学で知識を得て舞台作品、河川の改修計画、理想都市の設計、飛行装置の図案、軍事技術者など画家以外の仕事も数多く手がけた。現代ではレオナルドは画家としてのイメージが強いが、画家も数多くの興味の一つとして取り組んでおり、芸術と科学を結びつかせた点がレオナルドの持ち味だった。

また、人間性は穏やかで常に弟子や友人に囲まれていた。

そして同性愛者として知られており弟子のジャン・ジョコモ・カプロッティなど(小悪魔を意味する「サライ」とよばれていた)と関係を持っていたとされる。それを特に隠すようなこともしなかった。

その他レオナルドは、菜食主義者として肉食を批判しており動物を殺傷することに疑念を抱き菜食主義を推奨している。ただ、買い物リストに肉のメモがあるように、同居人のために肉を買ったりと人に菜食主義を身近な人に強要するような人ではなさそうだ。

また、ノートの量7200ページにもおよぶ膨大なメモ書きが残されており、

紙に書かれたため現在まで残っており、主にそれを元にこの本の著者のウォルター・アイザックソンはレオナルドについてまとめることができた。

レオナルドから学べること

レオナルドは、「モナリザ」を見るとわかりやすいが、スフマートという技法を用いて作画していた。

スフマートは、物体の形を輪郭線ではなく影で表現する手法(輪郭を線で囲わない)で、あらゆる境界はぼやけているはずだという考えのもとレオナルドはスフマート技法の先駆者となった。

レオナルドは様々なことに興味を持ち、細かく観察したことや、次に行うことなどをメモしながら結果的に分野を横断してあるいは、空想と現実を織り交ぜて様々なものを創造した。レオナルドを一言でいうならこのスフマートという言葉が作画の技法としてだけでなく彼自身の考え方や生き方にも通じているように思える。

そんな彼の生き方から学べることとしてはまず、何にでも好奇心を持つということだ。

彼の好奇心は並外れたもので、本書でも取り上げられているがキツツキの舌や、顔の筋肉、目の中で光が処理される仕組みなど身の回りの様々なものに興味を持ち実験して調べたようだ。

また、その好奇心をもって次に挙げられるのが観察力である。(あるいはその観察力の鋭さが好奇心を促すのかもしれない。)彼は、観察のコツとして「物体の形をきちんと知りたければ細部から始めよ。最初の段階をしっかり記憶に刻みつけるまで次に進んではならない。」としているように非常に細かいところから意識して観察している。

興味を持ったことや観察したこと、やることなどメモするというのも彼から学べる点だ。そのやることリストも非常に具体的に書かれており、(「キツツキの舌を描写せよ」など)物事を記録したりやることをまとめてからその通りに行動するなどメモ書きが彼の仕事術である。

逆に上で挙げたことはレオナルドが先天的な能力に恵まれていたというよりも、後天的に積み上げていったことを意味する。(著者のウォルター・アイザックソンもレオナルドを天才という称号を獲得したと表現している。)

何にでも興味を持ったり、細かく観察したり、メモしたりというのは意識すればだれでもできることではありそういう意味でも彼から学べることは多いと感じた。(私自身もこの本を読んでからやることや勉強したことを記録するくせがついた。)

この他にも彼から学べることは多く、幅広い分野を行き来していたりとここではまとめきれないが、やはりモナリザなどから見られる「スフマート」という技法が枠組みにとらわれない彼自身の生き方をも表現していることは明らかだ。

青森県八戸市「ぽると」でカルボナーラを食す

今日は、ランチにパスタを食べに行きました。散策した結果、青森県八戸市にある「ぽると」というイタリア料理屋さんに行きつきました。

前菜からデザートまで一品ずつ出てくるスタイルでした。

食べてみるとカルボナーラは、パスタが弾力がありもちもちしているのが印象的でガーリックも効いてかなり美味しかったです。

セットメニューもあるので、お得にランチすることができました。

場所は以下の通りでレビューを見てもファンが多いことが伺えます。是非実際に行ってみてください。